高福寺の由来

高福寺家紋

 前身は橋本庵で明治15年開基白眼光沙弥(白崎熊太郎翁)の発願によって建てられ、師は長年に亘って独り托鉢修行をせられ、施主各々菩提の為に千足の草履を踏み破ってようやくに伽藍が建立されたという尊い記録が御座います。
 昭和9年、信徒各位の絶大なご援護のもと、当寺5世の仏由素憲大和尚(小山内素憲師)の篤いご信頼により福島県南会津郡江川村にあった高福寺を現在の弘前市撫牛子に移転許可されまして今日に至ります。御開山 京都常徳寺15世、京都法積寺4世、京都隣海寺13世の高吟全調大和尚です。高福寺の建立は江戸の後期とされています。2世 京都法積寺6世、無門玄明大和尚。3世 京都常徳17世、福島示現43世の道網圓順大和尚。4世 青森県鯵ヶ沢町松源寺3世の佛天琢昇大和尚。5世 佛由素憲大和尚。6世 佛説重明大和尚。7世 青森県大鰐町金龍寺開山の祖心耕道大和尚です。現在の伽藍は「高福寺」弘前市移転70年目の節目として平成14年に再建することが適えられました。   

高福寺について

東北地方の本州最北端である青森県の南西部、古くから弘前藩の城下町として栄え「お城とさくらとりんごのまち」と言われてきた歴史の深い街「弘前市」に高福寺はあります。津軽富士岩木山を仰ぎ、水清らかな平川に望む「信仰のふるさと」として地域の皆様にも馴染み深いお寺となっております。

 

宗 派/ 曹洞宗(禅宗)
御本尊/

釈迦牟尼佛(おしゃかさま)

鎮 守/

白龍神様

 

主神/雲巖難陀白龍大善神
従神/跋難陀大龍王
従神/沙伽羅善龍女

本 山/ 永平寺(福井県)
【開山】 道元禅師
 

總持寺(神奈川県鶴見市)
【開山】瑩山禅師

 

 

 

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  仏心

わたしたちはみな仏(ほとけ)の子(みこ)であり、生まれながらに仏心を具(そな)えています。しかしそれに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくっています。ひとたび仏さまに懺悔(さんげ)し帰依(きえ)するならば、心が落ち着いておのずから生活が調えられて明るくなり社会のお役に立つことを喜び、又 どんな苦難にも耐えて生き抜こうとする信念が生まれます。そこに生きがいと幸福とを発見するのが曹洞宗の教えであります。

年間行事

7月23日
地蔵宵宮大祭
10月28日
龍神さま大祭
龍神大祭
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